事業2 宅配ロッカーでの様々な受渡しサービス

宅配ロッカーでのクリーニング受け渡しが⼀定の成果を収めた後、そこから発想を膨らませて様々なサービスを考案し提供しました。

インスタントカメラの現像

撮影したインスタントカメラを宅配ロッカーに⼊れておくと業者が回収し、ネガ現像、焼き増ししたあと写真を宅配ロッカーへ配達し、⼝座振替で決済します。

VHSビデオのレンタル

当時DVDのレンタルはまだ存在せず、VHSビデオのカセットをレンタルしていました。
カタログから電話やメールで注⽂すると宅配ロッカーへレンタルビデオが届きます。
顧客は視聴した後、宅配ロッカーへ⼊れておくと業者が回収し、⼝座振替で決済します。

モップなど掃除⽤具のレンタル

顧客が電話やメールなどで発注するとモップなど掃除⽤品が宅配ロッカーへ配達されます。
使⽤した後宅配ロッカーへ⼊れておくと業者が回収し、⼝座振替で決済します。
当時の既往のサービスでは宅配ロッカーが活⽤されていなかったため、⽉に1度、サービス担当者が⽞関⼝まで配達、回収のため訪問していました。
その⽇は顧客も在宅していなければならず、いまひとつ使い勝⼿の良い仕組みではありませんでした。
宅配ロッカーを組み合わせることで利⽤者が格段に増えたのです。

レンタカーの配達

来客⽤の駐⾞場があるマンションに限られるサービスですが、利⽤⽇の前⽇の夜に業者がレンタカーを来客⽤駐⾞場に駐⾞。
⾞のキーを宅配ロッカーへ⼊れておきます。
顧客は当⽇の朝に宅配ロッカーからキーを取り出して利⽤します。
帰宅後、来客⽤駐⾞場に駐⾞しキーを宅配ロッカーに⼊れておくと翌⽇業者がレンタカーを回収し、⼝座振替で決済します。
当時はまだカーシェアリングが始まる前で、⼀つのスタイルになりました。
こういったサービスを次々とマンション市場に投⼊していきました。
共通点はいずれも従来はお店に⾏かないと(しかも基本的には2回)完結しないサービスであること。
宅配ロッカーを介在させることで顧客は⾃宅に居ながらにしてサービスや商品のやり取りができ、新しい需要を⽣むことにつながりました。
今にして思えばみな当たり前のサービスですが、当時は「思いついた者勝ち」の世界でした。

BLOG記事

  1. 登録されている記事はございません。